法隆寺工場

品質へのこだわり

紙へのこだわり

本文紙は、強く、なめらかな書き具合、にじまない、裏写りしない紙を、毎年紙の抄造毎に製紙メーカーとスペックを確認し、そのスペックにあった紙を厳選して使用しています。 また表紙と本文を繋ぐ「見返し紙・羽根紙」も、開閉テスト(10000回以上でも破損しない)に適合する紙を使用しています。

糸とじ製本へのこだわり

書きやすい手帳の条件は、180度フラットに開けられることが重要です。それらに対応するため、糸綴製本と背を固める糊にこだわってます。

手帳製本へのこだわり

風格あるきりっとした手帳は、使っていても気持ちのいいものです。ダイゴーはそのために敢えて生産性は悪くなりますが、連続流れ生産をせず、折・綴じ・背固め・背巻き・仕上断裁等、各工程毎に、締め・プレスを行い、更に均一に重量が掛かるように積み方向と積み段数を決めて一昼夜養生してから次の作業に掛かっています。

品質生産へのこだわり

品質は工程でつくり込むを基本とした生産体制を確立しています。 設備にカメラセンサー・重量センサー等の各種センサーを設置し、加工と検査を一体化し検査しながら生産し、乱丁や落丁品を市場に出さない生産体制をとっています。 また、全数ロット管理ができるように、手帳本文背の部分に製造ロットをインクジェット印刷を施し管理しています。

環境へのこだわり

工場は、工場立地法規遵守は勿論のこと、完全防音壁構造となっており、大切な資源である「紙」は、全断裁機に「切り屑回収装置」を装備し、工場併設回収設備へ全て自動回収しリサイクル化を行っています。 また、有害物質についても安全データシート(SDS:Safety Data Sheet)により管理し、手帳の背固めや表紙との接着に使用する接着剤は、トルエン・キシレン・フタル酸といった環境負荷物質を一切含まない水溶性の接着剤を使用し、環境・安全にもこだわっています。

安全へのこだわり

月1回安全衛生委員会を開催し、災害「ゼロ」から、災害発生要因である危険「ゼロ」を目指すリスクアセスメント活動を全員参加で推進しています。また、安全対策だけでなく、社員の健康管理にも目線を向け、産業医とともに活動しております。

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