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手帳の製造工程をご紹介します。機械が動いている様子も動画でご覧いただけます。
量産前の手作りによる試作を行い、量産にて問題がないか、事前に確認を行います。また、表紙との相性やサイズ設定の基準にも用います。
印刷された用紙をジョガーで揃え印刷面のバラツキがないように精度を出します。二度断ちや空気抜き作業を途中に加えることで、より精度の高い品質を維持しています。
四方断裁された用紙を折り加工し、プレスをかけます。罫線の上下、前後のズレを極力抑えるため、目視で背丁、前丁の状態を常に確認しています。
折本を順番に並べる工程です。この設備では乱丁、増丁、落丁を防ぐために、各センサーで全数検査を実施しています。
1折ごとに糸で綴じる糸綴製本が当社のこだわりですが、綴作業の後に、丁寧にプレスをかけます。次工程で背部分に均一に糊を塗布できるように、また、針穴から本の中に糊が入り込まないよう、注意して作業します。
綴じ本に前後見返しを貼り、本の強度を高める為に糊で背を固め、更にテープを貼る事で補強しています。 そうする事で開きが良く、且つ耐久性の高い本が出来ます。
背巻された製品を三方断裁投入口にセットし、天地小口の三面を自動で断裁します。 断裁後一コマごとに三面を検査しています。事前に何度もプレスを行うことで、高い断ち高による効率生産と、断裁サイズのかぶり(サイズのブレ、誤差)を極力抑制しています。
仕上げ断裁した製品をプレスしながら刷毛で3面に色を塗って研磨します。 又、機械で3面に箔を転写する事も出来ます。 50年前から変わらない工法を継承しており、現在ではこの工法を内製化している工場は希少であり、当社の強みの一つです。 他にインクジェットで自由に印刷する事も可能です。
仕上げ断裁された製品を投入口にセットし、決められた枚数ごとに抜き加工をします。 仕上がった製品を抜き間違いがないか1冊ずつ全数検査を行います。
見出し抜き加工をした製品を投入口にセットしインクジェットで印字します。 同時に表面に光沢を持たせるためニス加工をすることもできます。カラー印刷ができることも当社の強みです。 仕上がった製品を1冊ずつ全数検査を行います。
製品を投入口にセットし一冊ごとにしおりを糊付けします。 しおりを付けた製品を1コマごとに検査します。
仕上がった本冊と表紙をセットし、本冊に糊付けした後表紙と合本、接着します。 仕上がった製品2コマ同時にプレスをし接着力を高めています。
通常は人手で作業を行いますが、当社の設備は毎時2,200冊の生産が可能です。また、本冊と薄い別冊、2冊を同時に表紙に挿入することも可能です。
最終工程でここで失敗や見過ごしがあると、今までの苦労が全て無駄になってしまいます。1冊1冊丁寧に真心をこめて、作業をおこなっています。
毎日、この倉庫から全国の皆様の元へ商品をお届けしています。
小型の箔押機で小ロットに特化した設備です。紙、PVC、革など多様な材料に対応が可能です。
当社では、仕上がった手帳の後加工として主に見返し(前後の紙)に名入れ加工をおこなっています。ボールペンやコップのように、多種多様な形のものに印字できるのが特徴です。
当社ではPAD印刷で対応できない大きな印字面積のものを主体に加工をおこなっています。カラー印刷も可能です。
箔押し機の一種ですが、版を必要としないのが特徴です。1冊の加工(個人名入れなど)に威力を発揮します。
版が不要なのが特徴で、小ロットに威力を発揮します。フルカラー印刷だけでなく、特色対応も可能です。
丁合いされた製品を投入口にセットし無線綴じを行う簡易製本機です。小ロット向けの設備となっています。 仕上がった製品は全数検査をおこないます。アルバム・教材等に適した製本です。
折加工を必要としないタイプの製本機で、短納期、小ロットに対応できます。罫線や図柄などの見開き精度も高いのが特徴です。
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